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HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン(子宮頸がんなどの予防ワクチン)

平成25年6月時点で、副作用の問題もあり名古屋市では積極的には接種を推奨しないことになりました。

ワクチン名 HPV(子宮頸がん予防)ワクチン
内容 子宮頸がん
対象年齢 10歳以上の女子
接種回数 3回
接種間隔 ※1期 サーバリックス 11歳で初回接種初回接種の1か月後に2回目

初回接種の6か月後に3回目を接種します。

ガーダシル 11歳で接種初回接種の2か月後に2回目

初回接種の6か月後に3回目を接種します。

接種方法 筋肉
接種場所 医院

日本で使用されている子宮頸がんなどのヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するワクチンは、サーバリックス(GSK社)とガーダシル(MSD社)の2種類があり、いずれも女性に接種します。日本では、サーバリックスが2008年12月に、ガーダシルが2011年8月に発売となりました。

子宮頸がんの原因とされる、HPV(ヒトパピローマ)ウイルスとは、皮膚や粘膜に存在する、ごくありふれたウイルスです。100種類ほど存在し、15種類ほどが「発がん性 HPV」と呼ばれています。その中でも、HPV16型・18型は子宮頸がんから多く見つかるタイプです。発がん性HPVは主に性交渉によって感染し、感染しても多くの場合、感染は一時的でウイルスは自然に排除されます。しかし、排除されなかった一部のウイルスの感染が長い間続くと、子宮頸がんを発症することがあります。 子宮頸がん予防ワクチンとは、HPV16型・18型の感染を防ぐワクチンです。HPVは性交渉によって感染するので、一度も性交渉をしていない状態で接種することが望ましい。 ※ワクチン接種を行っても、子宮頸がんの発症を完全に予防する事は出来ないので、婦人科などでの検診を受診されることをおすすめします。 接種後、かゆみ、注射部分の痛み・腫れ、胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛など)、筋肉の痛み、関節の痛み、頭痛、疲労などがある場合があります。

ワクチン接種で予防できる病気

サーバリックス:子宮頸がんなどを起こすヒトパピローマウイルス16,18型感染症
ガーダシル:子宮頸がんなどを起こすヒトパピローマウイルス16,18型感染症、尖圭(せんけい)コンジローマなどを起こすヒトパピローマウイルス6,11型感染症

接種時期と接種回数

9~10歳から女性が接種できますが、推奨年齢は11~14歳です。1~2か月の間隔をあけて2回目、初回接種の6か後に3回目を接種します。
ヒトパピローマウイルス感染症を予防するワクチンには、サーバリックスとガーダシルがあります。ワクチンにより接種スケジュールと成分が異なりますので、初回に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを必要回数受けることが必要です。
※推奨年齢以上の女性でも感染を予防するうえでワクチンの接種は有効です。詳しくは、産婦人科医とご相談ください。ただしこのワクチンを接種しても、すべての子宮頸がんを予防できるわけではないので、ワクチンを接種していた場合でも安心せずに子宮がん検診を受けることが極めて大切です。

ワクチン接種の効果と安全性

いずれのワクチンもワクチンに含まれているタイプのヒトパピローマウイルス感染症を防ぎ、子宮頸がんなどの発病を予防します。子宮頸がんを引き起こすウイルスには多くの型があり、できる免疫が弱いので、一度だけでなく何回かかかることもあります。ワクチンの種類によって効果のあるウイルスの型が異なり予防できるVPDが異なります。
サーバリックス(2価ワクチン)は子宮頸がんの原因ウイルスの2つの型に効果があり、ガーダシル(4価ワクチン)はさらに尖圭(せんけい)コンジローマの原因ウイルスの2つが追加され4つの型に効果があります。両ワクチンともに、効果は20年くらい続くと予想されており、追加接種は不要と考えられています。本当にそうかどうかは、日本より7~8年前からワクチン接種をはじめた欧米の結果を参考にすることができます。いずれにしても、ワクチンに含まれていないタイプのウイルスによる子宮頸がんもありますので、必ず子宮がん検診を受けてください。検診を受ける率は、欧米では約80%ですが、日本ではなんと約20%とたいへん低いのが問題です。ワクチンを受けた方でも20歳過ぎたらすべての女性は子宮がん検診を受けることが大切です。

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