QLOOKアクセス解析

小児用肺炎球菌ワクチン

ワクチン名 小児用肺炎球菌ワクチン
内容 肺炎球菌感染症
対象年齢 生後二ヶ月目以降できるだけ早く
接種回数 初回接種時期により異なる
具体的には 初回接種の時期 接種回数 2回目以降のスケジュール
生後2ヶ月~6ヶ月 4回 2回目:1回目から4週間隔

3回目:2回目から4週間隔

4回目:生後12ヶ月~15ヶ月(3回目から60日以上の間隔が必要)

生後7ヶ月~1歳未満 3回 2回目:1回目から4週間隔

3回目:生後12ヶ月以降(2回目から60日以上の間隔が必要)

生後12ヶ月~24ヶ月 2回 2回目:1回目から60日以降
生後24ヶ月~9歳以下 1回
接種方法 皮下
接種場所 医院

 

 

ワクチン接種のポイント

小児肺炎球菌ワクチンは世界の100カ国以上で承認され、すでに45カ国で定期接種に導入されているワクチンです。ヒブワクチンと同時接種をすることで、細菌性髄膜炎予防に非常に有効です。極めて安全性が高く、効果が高いワクチンですので、一日も早い定期接種化が望まれます。このワクチンもWHO(世界保健機関)が最重要ワクチンの一つとして、低開発国を含めてすべての国で、国の定期接種にすべきだと勧告しているものです。病気が重いだけでなく、早期診断が難しいので、受けられる年齢になったらすぐに接種します。

肺炎球菌感染症とは、特に2歳以下の子供で、脳を包む膜に菌がつくと細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)を引き起こす場合があります。この菌による髄膜炎は、年間200人位、肺炎が12,000人位発生し、他にも、重い中耳炎や肺炎、菌血症や敗血症を起こします。早期診断は難しく、その後にけいれんや意識障害が始まってきます。診断がついても、抗菌薬が効かない耐性菌が多く、治療は困難です。ヒブ髄膜炎に比べて、死亡と後遺症の比率が少し高くなります。亡くなる方が10%前後、後遺症率は30-40%くらいです。 肺炎を起こした場合も、ウイルス性肺炎と異なって、大変重症です。中耳炎の場合でも、耐性菌が多いので、重症で治りにくくなります。重症になると、後遺症として、発達・知能・運動障害などの他、難聴(聴力障害)が起こることがあります。

 

ワクチンの効果と安全性

小児肺炎球菌ワクチンは世界の約100カ国以上で承認され、すでに50カ国で定期接種に導入されているワクチンですので、安全性と効果は実証済みです。ヒブワクチンと同時接種をすることで、細菌性髄膜炎予防に非常に有効です。極めて安全性が高く、効果が高いワクチンですので、定期接種化が望まれます。病気が重いだけでなく、早期診断が難しいうえに、治療のための抗生物質(抗菌薬)が効かない菌が増えてますので、受けられる年齢になったらすぐに接種します。
接種後に、受けた子どもの約10%に38度以上の熱が出ます。ほとんどは何もしないでも、1日で治まりますが、顔色や機嫌が悪い場合は受診してください。また接種したところが赤くなったり、しこりができることもあります。
早く免疫をつけて、こわいVPDから子どもを確実に守るために同時接種は欠かすことのできないものです。同時接種が安全であることは、世界の何億以上の子どもたちが受けてきていることからも、世界の常識であり、日本でも確認されています。接種年齢になっていれば、何本でも受けられます。米国では、生後2か月の時は6種類も受けています。

小児用肺炎球菌ワクチンの高齢者への予防効果

小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)は、子どもの肺炎球菌感染症の予防だけでなく、間接的な効果として、高齢者の肺炎球菌感染症予防に効果的なことがわかっています。多くの子どもにこのプレベナーを接種すると、肺炎球菌感染症の感染機会が減少し、結果的に高齢者の重い肺炎球菌感染症(主に肺炎)が減ります。 そのために、WHOも子どもでのプレベナーの接種率を上げることを推奨しています。
また、米国では子どもだけでなく成人にも、プレベナーの改良型(現在のワクチンを、7種類から13種類の肺炎球菌に効果を増やしたもの:PCV13)が発売になっています。日本では治験をしているところです。

注意:高齢者の肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)は、この小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー:PCV)とは全く違うものです。

お知りになりたいワクチン名をクリックしてください。

BCGワクチン ポリオワクチン
hibワクチン B型C型肝炎ワクチン
MRワクチン 肺炎球菌ワクチン
三種混合ワクチン ロタウイルスワクチン
みずぼうそうワクチン おたふくかぜワクチン
日本脳炎ワクチン 子宮頸がんワクチン
二種混合ワクチン 四種混合ワクチン
混雑状況チェック KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

このページの先頭へ