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古くから薬として利用されていたタマネギ

タマネギは、昔から薬効のある野菜として
知られています。
古代エジプトでは、ピラミッド建設に従事した
労働者たちにとって滋養強壮の食料として
栽培されていたという記録があるそうです。
またヨーロッパでも、長寿薬として、
また発汗・殺菌・利尿剤などとして
使われていたと言います。
漢方でも、消化促進、咳や痰を鎮め、
利尿などの効果があるとされています。
ではこうした作用は、どんな栄養素や
成分が働いているのでしょうか?
タマネギは、ビタミンB1、B2、C、
カリウムなどの栄養素や、
近年注目されている抗酸化成分が含まれています。
またタマネギを炒めると甘味がでますが、
フラクトオリゴ糖が多く含まれているからで、
このオリゴ糖は腸内で善玉菌の働きを助け、
便秘の予防・改善等、腸内環境を整える働きがあります。
独特の辛み成分、硫化アリルは、
代謝を促し疲労回復に役立つ
ビタミンB1の吸収を促す、
また血行をよくするなどの作用があります。
タマネギの外皮は、黄色の色素である
ケルセチンという成分を含んでいます。
このケルセチンは、ポリフェノールに属する
フラボノイドの一種で、
強い抗酸化作用があるため
動脈硬化を防ぐ働きがあると言われています。
またこのケラスチンや、香り成分の中のジスルフィド類や、
その他成分には血糖値の低下に関わるものが
いくつかあることが近年報告され、
糖尿病対策として注目される食べ物です。
ただし、タマネギやタマネギの薄皮を
毎日多量に食べるなんてことは難しいため、
成分を凝縮したエキス剤などの
健康食品が利用されているようです。
ただし、くれぐれもタマネギさえ食べれば、
健康になれると誤解のないようにしてくださいね。

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