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インフルエンザが治ったかどうか「確認」するための受診は非合理的

インフルエンザが治ったかどうかを
迅速検査で確認する意味があるでしょうか?
この場合、受診する患者が知りたいことは
「家族や同僚、クラスメートなど
周りの人にインフルエンザをうつす
可能性が残っているかどうか」だと思います。
残念ながら、迅速検査が「陰性」であった時に
周りの人への感染性がないと言ってよいかどうかは、
十分には分かっておりません。
しかしながら、そもそもインフルエンザの患者様でも
迅速検査がしばしば陰性となることを考えると、
周りへの感染性を確認する目的で
この検査を用いることは妥当ではないと考えます。
新型インフルエンザの流行時にも
このような誤った受診が
しばしばみられたために
文部科学省は「各都道府県・指定都市教育委員会等宛
新型インフルエンザに関する対応について(第17報)」で
このような理由での受診を勧めないように
通達を出しています。
近年、冬に軽いカゼ症状のある患者が、
インフルエンザかどうかを確認するために
病院を受診する(あるいは学校や雇用主が
それを推奨する)という場面に、
少なからず遭遇します。
しかしこれは、ここまで述べましたように、
合理的ではありません。

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