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脳から呼吸の指令がうまく出ない

脳にある呼吸中枢は、私たちが
眠っていても呼吸筋に電気信号を送って
呼吸を続けさせています。
ところが、何かの原因で脳からの指令が
出なくなり呼吸しなくなった状態が、
中枢性睡眠時無呼吸症候群です。
国際的な睡眠障害の分類法では
中枢性睡眠時無呼吸症候群を、
以下の6つに分けています。
●原発性
●チェーンストーク呼吸パターンによるもの
 :うっ血性心不全や脳血管障害に合併する
●チェーンストーク呼吸以外の内科的疾患によるもの
 :脳炎後遺症や神経・筋疾患、脊柱側弯症、
  結核後遺症などに起きる
●高地性周期性呼吸によるもの
 :標高が高く空気の薄い山岳地帯で起きる、
  高山病の一種
●薬剤や麻薬によるもの
 :薬の作用で呼吸中枢が抑制されるもの
●乳幼児の原発性
 :睡眠や呼吸のコントロールが未発達な
  幼い子どもに起き、突然死の原因になる
はじめの「原発性」というのは、
他に原因が見あたらないのに
呼吸が止まってしまう、という意味。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群では、
気道が閉塞して呼吸できなくなるので、
苦しくなって一生懸命に呼吸しようと努力します。
ところが原発性中枢性睡眠時無呼吸症候群では、
脳から呼吸筋への指令が出なくなるので、
呼吸しようという努力が見られません。
このような呼吸努力のない無呼吸や低呼吸が
10秒以上続き、無呼吸と呼吸再開を
繰り返しているのがこの病気の特徴。
この症候群は比較的まれで、
睡眠時無呼吸症候群全体の
数%を占めるだけです。
中年から高齢者に多く、女性より
男性に多いと考えられています。
また、心不全や脳血管障害を持っている人に
かかりやすい傾向があります。

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